おはようございます。シターケ@食品工場です!!
「交替勤務」って求人でよく見かけるけど、何なのかイメージできませんよね?
今回は長いこと食品工場で働いている私が、交替勤務の一例とその手当についてご紹介していきたいと思います。
この記事を読んだらあなたが交替勤務にマッチしているかわかるようになりますので、参考にしていただければ幸いです。
さて、ではさっそくスタートしていきましょう!!
製造課とは
工場にはとにかくいろんな内容の業務がありますが、一番募集があるのは「製造課」の業務になります!!
製造課は「お客様に納品する商品を作る」部署になりますので、工場の組織の中で最も人数が多い部署であることが多いです。
世の中に出回って食べていただく商品を自分達で商品を形にするためやりがいがある一方、今回紹介する様々なシフトがあるので体に負担がかかる業務でもあります。
製造課の1日の流れ
定時勤務の場合
定時勤務の場合は、一例になりますが以下の流れです。
8:00 ~8:15 :【更衣】出社して更衣室で作業着に着替える
8:30 ~9:00 :【始業】ラジオ体操して、朝礼を実施
9:00 ~12:00 :【業務】(色々な仕事があります)
12:00 ~13:00 :【休憩】
13:00 ~17:00 :【業務】(色々な仕事があります)
17:00 ~17:15 :【終業】着替えて退社
交代勤務の場合
3交替の場合は以下の3パターンになります。
2交替の場合は、以下の「夜勤」だけが無い状態だと考えてください。
早番の場合
(朝食を食べてから出社)
6:00 ~6:30 :【始業】ラジオ体操して、朝礼を実施
6:30 ~11:00 :【業務】(担当の業務に従事する)
11:00 ~12:00 :【休憩】昼食を食べる
12:00 ~14:30 :【業務】(担当の業務に従事する)
14:30 ~15:00 :【終業】遅番に引継ぎを実施
15:00 ~15:15 :【退社】着替えて退社
遅番の場合
(朝食、昼食を食べてから出社)
14:00 ~15:00 :【始業】ラジオ体操、昼礼、早番との引継ぎを実施
15:00 ~18:00 :【業務】(担当の業務に従事する)
18:00 ~19:00 :【休憩】夕食を食べる
19:00 ~22:30 :【業務】(担当の業務に従事する)
22:30 ~23:00 :【終業】夜勤に引継ぎを実施
23:00 ~23:15 :【退社】着替えて退社
夜勤の場合
22:00 ~23:00 :【始業】ラジオ体操、昼礼、引継ぎを実施
23:00 ~03:00 :【業務】(担当の業務に従事する)
03:00 ~04:00 :【休憩】食事を食べる人もいる
04:00 ~06:30 :【業務】(担当の業務に従事する)
06:30 ~07:00 :【終業】早番に引き継いで終業
手当はつくか
三交代勤務には、2つの手当てがつきます。
交代勤務手当
交代勤務は人にもよりますが、一般的には身体の負担も大きいです。そのため、健康への負荷を加味して交代勤務手当が支給されます。
ただし、交代勤務手当は法令で義務化はされておらず、会社の判断によって異なるため、必ずしも交代勤務をおこなうすべての会社で支給されるとは限りません
深夜手当
深夜手当は労働基準法で定められているため、全ての会社で支給される手当となっております。これは工場に限った事ではありませんが、3交替をする工場ではかなり影響が大きいです。
対称の時間帯は22時から午前5時の深夜時間で、金額としては通常の賃金の25%の額が支給されます。
日給の一例
では、上述したそれぞれの日給の違いについて少し計算してみましょう。
- 定時勤務:日給9,600円(時間給1,200円×8時間)
- 早番 :日給11,600円(時間給1,200円×8時間+交替手当2,000円+深夜手当0円)
- 遅番 :日給11,900円(時間給1,200円×8時間+交替手当2,000円+深夜手当300円)
- 夜勤 :日給13,400円(時間給1,200円×8時間+交替手当2,000円+深夜手当1800円)
みなさんはどの勤務がいいでしょうか?
私は朝型の人間なので、早番がマッチしそうです。
交替勤務のメリット
・自分の生活にマッチしていれば一日を有意義に過ごせる
・交替手当がでれば給料もアップする
・夜勤の場合は基本給×25%UPなのでお金をたくさん稼げる
・上司がいない時間帯の業務もあるので、気が楽
・眠たくてボーとしながら仕事していると気づいたら終わっている
交替勤務のデメリット
・希望の勤務時間帯を選べるとは限らない(ローテーションであることが多い)
・生活リズムが一定にならず乱れる
・よく眠れず仕事に集中できない、その結果ミスを連発する
・遅番は早番の失敗やトラブルのしわ寄せが多いため、激務になることが多い
・成果が見えにくいため上司へのPRの場がない
・家族や友人と過ごす時間が合わず、すれ違いになる
まとめ
いかがだったでしょうか。
実際には工場によって勤務の時間帯や手当の種類、金額も変わってくるため、採用の際に問い合わせてみるのもいいかなと思います。
ぜひぜひ、工場で働くイメージをもっていただいてチャレンジしてもらえたら幸いです。
今日は以上です!!
さようなら!!
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